設備管理(ビルメン)のお仕事は離職率が高いといわれています。
どのような原因で離職してしまうのか?
折角、面接を受けて採用されて、これから一生懸命仕事を覚えて
長く勤務したいと自分では思っていたが、労働環境に馴染まずに
退職してしまうのはあまりにも残念なことですね。
設備管理(ビルメン)の仕事は、どうして離職率が高いかを事前に
知ることで対策を立て自分に合いそうな仕事内容の職場を探して、
離職を避けて長期に同じ職場で働ける様にしていきましょう!
設備管理(ビルメン)の仕事で離職率の原因
設備管理(ビルメン)の仕事で離職率の主な原因となる事項を6つに
まとめて説明いたします。
業務の過酷さや労働環境
設備管理の仕事内容は多岐に渡りビルなどの施設全般を管理運営していかなければ
なりません。
具体的には電気、空調、給排水などの設備の保守、点検、修理の業務を行います。
特に修理などは専門性も要求され迅速にトラブルを解決することが要求されます。
点検や修理などは職場によっては日中ではお客様がいて対応できない場合は夜中の
営業外での時間帯や休日などに点検、修理対応を行う職場も多くあります。
当然、勤務時間も不規則になり、生活リズムが乱れて体調管理が大変な場合もあります。
体力的・精神的な負担
設備管理(ビルメン)の仕事はケースによっては重たいものを運ぶことや高い場所での高所作業などもあり、長く同じ作業が続くと体力的にも辛いく、精神的もきついものです。
ケガや体調不良の可能性も出てくる場合もあるかもしれません。
トラブル対応や緊急性が高い修理対応はどれだけダメージを少なくして早急にトラブル対応する
必要がある場合は特に精神的にはきつく、ダメージが避けられないストレスになります。
職場の人間関係
設備管理の職場は少人数で働くケースが多く、人間関係が上手えく行かなくなると仕事にも
支障が出る場合が多々あります。
ビルメンで働く人は比較的コミュニケーションが苦手な方が多いような印象があります。
職場での人間関係がスムーズにいかない場合、ストレスが蓄積されてやがて、
離職へと発展してしまう事もあります。
日頃から職場の人間関係を円滑になる様に報連相を行い、お互いにストレスを
最小限度にとどめていく事が大切と思います。
仕事の認知度と評価
設備管理(ビルメン)の仕事はビル管理者や一般の利用者に対しては仕事が
認知されずらく評価も受けずらいと思います。
仕事はどちらかと言うと裏方の役割で評価されずらい立場にあります。
普段からのトラブル対応や緊急時の対応など上手く対応できて当たり前の
感じを受けます。
あまり、苦労が報われないと思うことが多々ありますが、仕事を淡々とこなして
いく事が大切です。給与と待遇
設備管理(ビルメン)の給与や待遇面は他業種と比べても高いとは言えないのが
現状と思われます。
仕事の経験が少ないと給与面でも低く抑えられる傾向にあります。
緊急対応や休日に呼び出されてトラブル対応させられる場合も多くて、
日常的に緊急の連絡が来る可能性があるなど、待遇面でも考慮されていない
こともあります。
経験や資格取得などで昇給の可能性も高くなりますが、昇進などが遅れることや
機会がそもそもない職場もあります。
環境の変化と対応
設備管理(ビルメン)の設備等の進歩や法律改正など新しい事に対しては常に迅速に対応、適応していく必要があります。
設備面での操作やトラブル対応が迅速に対応できるころになって、設備が更新されると
初めから操作やトラブル対応を覚える必要があります。
日々新しい技術が進歩するのは良い事ですが、常に技術の知識を更新していく必要がありますので、個人的に負担となってストレスを感じることも多いと思います。
年を重ねていくと記憶力の衰えを感じる事も多くなりますので、新しい技術を習得するにも
面倒になること考えられます。
最新の情報を調べて学習し続けるモチベーションを維持する大変さもあります。
設備管理(ビルメン)で離職率が高い原因は不規則なシフトの勤務形態でで早番や遅番、夜勤など
まとめ
1ヶ月間の勤務シフトで働くのは体調管理が大変で寝不足のまま次の日を迎えて勤務することも
普通にあります。
トラブル対応も勤務時間内に終えれば良いほうで、トラブル対応が終了するまで帰れない場合もあります。
待遇面でも休日、祝日、お盆休みや年末年始などは自分の思いどうりに休めないのが当たり前の職場なので、この辺も離職率の高さになっているのかと思います。
給料はこの業界は特に低いのが当然と思われるような感じです。
求人広告を確認していただければ給与相場が確認できます。
総額で20万程で手取りで16万~17万程が一般的な相場ではないでしょうか。
あまり希望がない職種と思いますが、職場環境にもよりますが高齢者でも長く勤務できる
職場もあります。
離職率が高い傾向にある設備管理の仕事ですが人間関係が良好な職場や体力的に無理なく働きが
可能な職場もありますので、あきらめずに離職率が低そうな会社を見つけて転職してみても
良いかもしれませんね。